十二支にまつわる昔話
昔、ある年の暮れに神様は動物達に手紙を出しました。その手紙には、正月1月1日の朝に御殿に来るようにと書かれていました。そして、来た者から順番に、1番から12番目までを1年ずつその年の大将にするというのです。動物たちは、自分が1番になろうと神様のもとに出発しました。しかし猫だけは、ネズミから「1月2日の朝に行けばよい」と嘘の情報を聞いていたため出発しませんでした。最初に現れたのは早くから出発したウシでした。しかし、ウシの背中に乗っていたネズミが先に飛び降り、1番目に到着しました。その後も続々と動物が到着し、ネズミからイノシシまで12種類の動物が決定したということです。
1日遅れで到着した猫は当然十二支に入ることができませんでした。今でも猫がネズミを追いかけ回しているのは、そのためだそうです。他にも狐や狸、鹿や狼、リスや鶴、亀やイタチも御殿を目指しましたが、みんな一緒に出発したのでお互いにぶつかったり、転んだりして、とうとう12番までに間に合いませんでした。
十二支の起源
古代の中国では、12年で太陽のまわりを公転する木星の動きで「年」を数えていました。 木星の位置を示すために天を12に分け、12に分けられた天に「子」から「亥」までの12の字を割り当てたことが、十二支の起源と言われています。 やがて、12の字に動物を当てはめるようになり、それをきっかけに十二支が民衆に浸透しました。
それぞれの動物に込められた意味
十二支に登場する12種類の動物には、幸せを願う意味が込められています。昔からその年の干支の置物を飾ると縁起がよいと言われています。
【 子ネ 「ねずみ」】
繫殖力が繁殖力が高いネズミは「子宝」の象徴とされ、「子孫繁栄」の意味が込められています。また、ネズミは七福神の大黒天の使いと言われていることから「財力や「行動力」も意味します。
【 丑ウシ「うし」】
昔から農耕や運搬の重要な担い手とされ、人々の暮らしに欠かせない動物でした。生活のパートナーであるウシは、「力強さ」の象徴とされています。「粘り強さ」「誠実さ」「堅実さ」などの意味もあります。
【寅トラ「とら」】
勇猛果敢な動物であるトラは、「勇ましさ」や「決断力」の象徴です。昔から「邪鬼はトラを恐れる」という言い伝えがあることから、張り子のトラをお守りとして授けてくれる神社やお寺もあります。
【 卯ウ「うさぎ」】
おとなしく穏やかなイメージのあるウサギは「安全」の象徴とされています。跳躍力があることから、「飛躍・向上」といった意味も込められています。
【 辰タツ「たつ」】
ドラゴンを指します。十二支の中で唯一空想上の生き物ですが、東洋では生活に密接していました。中国において龍は「権力」を表す生き物であるため、十二支の辰も「権力」の象徴とされています。
【 巳ミ「へび】」
ヘビは脱皮しながら成長するため、「生命」や「再生」の象徴とされています。現在でも全国各地でヘビを崇める風習が残っており、ヘビは金運にも恵まれるという言い伝えがあります。
【 午ウマ「うま」】
ウシと同様に、古くから人々の生活に深く関わってきた動物です。農耕・運搬以外に武士の戦においても活躍してきたウマは、「健康」や「豊作」を象徴する動物であると言われています。
【 未ヒツジ「ひつじ」】
群れで行動することを好む動物です。このようなヒツジの特徴から、「家内安全」や「平和」の象徴とされています。ヒツジは穏やかで優しい性格であるため、未年は穏やかな1年になるという言い伝えもあります。
【 申サル「さる」】
知能が高く、山の神様の使いであると信じられており、「賢者」の象徴であると言われています。このようなサルの特徴から、「器用」「臨機応変」などの意味も込められています。
【 酉トリ「とり」】
特にニワトリのことを指します。金運に関わる生き物として、昔から人々に親しまれてきました。トリは「取り込む」ことに繋がるため、「商売繁盛」の象徴とされています。
【 戌イヌ「いぬ」】
ウシ・ウマと同様に、人々と生活をともにしてきました。飼い主に忠実な動物であるイヌは「忠義」の象徴です。神社の狛犬が示すとおり、イヌには魔を祓う力があるとも言われています、
【 亥イ「いのしし」】
イノシシの肉は万病に効くと考えられてきたため、「無病息災」の象徴とされています。「猪突猛進」という言葉があるとおり、一途で情熱的なイメージもあります。
2026年は午年(うま年)
「勢い・前進・挑戦」というテーマが象徴される一年です。新しい挑戦を後押ししてくれる力があるとされ、活発な気持ちで過ごすのにぴったりの年とも言えます。
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